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【自主トレだけでは絶対にダメ!】
みなさん、こんにちは。

今はすっかり冬が始まるような感じに天候がなってしまいましたが、夏が始まった頃は、猛暑が始まると、

「もんの凄い暑い!」

と思うものですが、それを何回も体感していると、それほどでもなくなるのですね。

要は慣れ、ということですね。

空手の稽古も同じようなもので、慣れないうちは、

「こんなこと続けれるわけない!続けれる奴は人間ではない!」

などと思うものですが、気を張って続けていけば、いつしか

「この程度のことなんて事はない!」

と思えるようになっていくものです。

それを体感していって、どんな困難にでも立ち向かっていけるようになりましょう。

●では空手の方に話題を移していきます!

前回は、城南支部の「教えない主義」とそれに関連する「自主トレの重要性」について講義しました。

城南支部は、数々の強豪を生み出しましたが、その人たちはどの技も1から教わったものではない、ということを話しました。

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自分で興味をもって、指導員や先輩たちに訊いて、ものにしていった、ということです。

●ではそこで、疑問がわくと思います。

「自主トレが重要なら、みんなでやる合同稽古には参加せずに自主トレだけしていけばいいのか?」

ということです。

答えを言いますと、 「それは絶対にダメ!」ということです。

みんなで一緒に、みんなと同じようにすることは、己を滅する、ということです。

どんな時、どんな場面でも好き勝手にやるだけでは、人間の堕落が始まります。

己を滅するということは、自分を精神的に強くする場面でもあります。

無制限な自由は、人間性の堕落に通じるのです。

自主トレは、人に言われることなく、自由きままにする事が出来ます。

それでは、 「自分だけがやった」という気にさせます。

それでは本当の稽古にはなりません。

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疲れなどの原因で、やる気やテンションが下がっている時も、みんなでやっていれば、いつしかテンションがあがる、というメリットもあるのです。

みんなでやれば、他の人のいいところも学べますし、スパーリングをこなすと、相手の攻撃を食らった時に自分の矯正しなくてはいけないこと(スピード、パワー、受けの技術、テクニックなど)も学べるのです。

自主トレだけでは、こういった事が一切学べません。

ただの自己満足で終る可能性があるのです。

ですから、合同稽古なしのただの自主トレはやめた方が絶対にいいでしょう!

仕事などの関係で、どうしても自主トレしか参加できないというのであれば仕方ありませんが…。

一番いいのは、合同稽古に参加した後に、自分の課題を矯正するのを目的に自主トレをおこなう、というのがベストだと思います。

これからの稽古に参考にしてくださいませ。


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自主的な習得意識があなたを強くする!
こんにちは、今回もお世話になります。

前回は、 「城南支部の教えない主義」について講義しました。

今回もその関連でお話をしたいと思います。

城南支部の廣重毅師範は、極真会館という名に変わるより前の、 「大山道場」の頃からの古参の人でした。

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廣重毅師範

そこでは、今のようにマニュアルは蔓延していなく、基本稽古での構え方、握り方、出し方等の細かい事に関しては一切教えず、わからない人は、先輩のしているさまを見よう見まねで習得していくのが当たり前でした。

わからなかったら自主トレの時間に先輩や指導員に訊いて、行動し、体に染み込ませる…こういうことを繰り返して強くなっていくのが当たり前でした。

訊こうともしないで、出来ないまま帰宅してしまう人は強くはなれない…これが大山道場時代から受け継がれる思想であったようです。

確かにそういう面はあります。

本当に強くなりたい人は、訊きに来る…当然のことですね。

しかし、型すらもまるで教えずに、ぶっつけ本番でやらされるのですから驚きでした。

●また、基本稽古だけでは本当に強くはなれないのが、当たり前なのですから、みんなで一緒にこなす合同稽古が終わった後に、自主トレをこなすのが当然であるならば、上の帯の人は、積極的に自主トレをこなしていくことを率先して、手本として後輩に見せなくてはいけませんね。

そういう姿勢を見せなければ、後輩は、 「自主トレをしないのが当たり前ならば、自分が強くなれないのは、合同稽古内で全部出来なくてはいけない。全部自分は出来ていない…なら自分は空手の資質がないんだ。」という誤解を与えかねませんからね。

そこを、上の帯の人は注意しましょう。

城南支部の名物の「朝練」ですが、この稽古には黒帯や茶帯、しかも廣重師範が許可を与えた人間しか参加できませんでした。

そういった人たちだけが参加するトレーニングですから、かなりきついことが予想されます。

ましてやスパーリングの時間は壮絶だったのではと思われて仕方ありません。

この稽古は通常1日に3時間はしていたそうです。

試合前ともなれば、5時間は当たり前だったようです。

そんな超キツイ稽古の後でも、緑健児、八巻建志、数見肇、高久昌義といった全日本、全世界クラスの強豪たちは、1時間以上の自主トレをこなしていたようです。

もう驚愕…としかいいようがありません。

完全に脱帽です!

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緑健児                    八巻建志                    数見肇



こういった強豪たちは、技の1つ1つを稽古時間内で教えてもらって習得したのではないようです。

前までのブログにも書きましたように、城南支部では、基本稽古と移動稽古しか教えません。
試合用の構えから繰り出す技は別途、自主トレ時間に自分で習得していかなくてはいけません。

城南支部の選手、特に数見肇選手は、オーソドックスな構えからの左ジャブを得意とし、この速くて強いジャブを選手のほとんどは試合開始と同時に胸元にもらい、直後に右下段を打たれる、というパターンが多数散見されました。

その左ジャブは、基本稽古とは違い、出す時に腰をグンっと入れなくては効きません。

その試合用の打ちこみを何百、何千回とミットに打ち込んでようやくモノになるのです。

それを合同稽古内で教わってモノにしたのではなく、自主トレでモノにしたというから驚きです。

数見選手の技はどれも腰が入っていて壮麗です。

見ていて非常にカッコいいのと同様に、彼の試合前のシャドーでも非常にパワフルで、これが自分の身体にクリーンヒットしたら…ゾーっとなるほどの壮絶ぶりでした。

でも、その技のほとんどを稽古内でなく、自主トレでモノにしたというのですから驚きです。

それくらい、自主的な態度が、本当に強くなるためには必要である、ということですね。

ならば、自主トレだけでいいのか?

という疑問が湧くと思いますが、そうではありません!

そのことについては、次回に講義していきたいと思います。

●今回登場した数見肇氏によるコメントを収録した情報冊子がコチラ!

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数見肇


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マニュアル化社会の弊害を認識しましょう!
さて、物事を成就するためには、自分から積極的に学んでいくことが必要であることを前回、城南支部を例に出して講義いたしました。

今回はその続きをしていきたいと思います。

能力開発において、その成就にかかる時間は十人十色です。

みんなで一斉にする合同稽古で自分に出来ないことがわかったら、自主トレの時間を使って、その解決に向かってトレーニングをしていかなくてはいけない。

合同稽古の基本、移動、型の稽古においては、アレンジを加えることなく、みんなが同じ事をしなくてはいけませんが、それが終わったら、自分独自のものの見方でしなくてはいけません。

欠点や長所も十人十色ですから、自分の欠点を補い特長を活かすトレーニングでは、他人とは違う事をして当然です。

合同稽古が終ったら、大抵の人間は帰宅してしまいますが、自分は出来ていないところがあるから、そういった人たちとは一線を画して鍛練に励んでいかなくてはいけません。

まさに、

「人は人、自分は自分」

こういう思考が出来るかどうかが、修錬に必要なキーワードになるのです。

前回のメルマガでは、型の稽古では、全く教えないでいきなり「太極○をやれ」と指導員の人が言ったら、その通りをしなくてはいけない、と書きましたが、そこで自分はわからない、ということがわかって、自主トレ時間になって、やりかたを指導員に訊きにいく人もいれば、わからないまま帰宅してしまう人もいました。

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後者の方が圧倒的に多かったです。

約5分という短いスパーリングの稽古の時に上手くいかなかった人は、自主トレ時間に先輩や指導員の人に訊いてトレーニングをこなしていました。

何故、訊くのか?

組み手で上手くいって強くなりたいからですね。

しかし、一方で、何故、訊きにいかないで、そのままほっぽらかしにしておく人がいるのか?

それほど、強くなる気がないから…そういう部分も確かにあるでしょう。

でも、私はただそれだけではないと思います。

私が10代20代で空手に勤しんだ時代はまさに、「マニュアル化社会」でした。

マニュアル化社会とは、ものの習得さえもすべてマニュアル化がなされている社会のことです。

事は、ギター、ピアノ、語学、大学受験その他あらゆるものがマニュアル化され、それぞれ学校に金を払って習いにいけば、「何をすればいいか、どれだけすればいいか」を講師が分析して提示してくれるのです。

入門者は、講師の言われた通りの事をしていけばいい。

入門して、初心者は先輩のやることを見よう見まねで真似して習得していく…というのは、遠い昔の物語、そんな時代に育ちました。

幼少のころからマニュアル化社会にどっぷり浸かって育った人間が、いきなり城南支部のように、ほとんど何も教えずに、自分で考え、人に訊き、研究に研究を重ねて強くなれ、と言われたのでは、かなり難しいのではないか、と思ったものです。

ですから、わからないのに、自主トレ時間に何もせずに、帰ってしまう人は、こういったマニュアル化社会に育ったために、

「いつか指導員が教えてくれるんだ。」

と思っている人もかなりいるでしょうし、また、

「指導員が教えてくれないということは、1回でわからない人は空手の資質がないんだ。

などと勝手な思い込みをして稽古から遠ざかってしまう危険性もあるでしょう。

城南支部廣重毅支部長は、まさに、「人に訊いて、自主トレを自らこなして強くなる」というのがあたり前の時代に育った。

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廣重毅支部長

しかし、今は、ほとんどの事を教えてくれるのがあたりまえの社会に変貌してしまっている。

その社会の変化を考慮に入れずに、前の時代のままの稽古方法ではよくないのではないか?

そう、思わざるを得なかったです。

確かに、何から何まで教えてくれる、というのは受け手の精神によくないのは私も認めます。

しかし、 「自ら学んでいくことが重要」であるならば、そのことを稽古時間に言うくらいのことは必要であると思う。

そう同感してくれる人はいるでしょうか?

そう同感してくれる人がいたならば、城南支部であろうとなかろうと、自分の支部において、そのことを後輩等に情報の提示をしてほしいものです。

後輩がきちんと育つかどうかが、未来の日本の空手界にとって大事だと思うからです。

今回はこれくらいにしておきましょう。

ここまでのご精読ありがとうございました。

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