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城南支部の選手の研究
こんにちは。


さてと、今回も前回の続きを話していこうと思います。

腰をどんな場面でも上下させないでいることは非常に大事で、そのチカラを培うには、移動稽古や型の稽古が大変に重要であることを話してきました。

自分が前に出るとき、下がる時も腰を上下させないで攻撃を出すにも、相手が攻撃してきたときも一番攻撃がのる腰の高さを維持するには移動稽古と型の稽古が欠かせません。

その徹底さぶりが城南支部の強さの秘密であったようです。

こういった稽古をせずに、ミットやコンビネーションなどを身につけても何にもならない、ということがわかったと思います。

極真空手の試合のビデオをみているとよくわかります。

八巻建志数見肇、岩崎達也、高久昌義といった重量級の選手はもとより緑健児、川原奈穂樹といったフットワークを使う選手でも、腰の高さが一定していて自分が攻撃している場面でも、相手が攻撃してくる場面でも、横に移動するときも、決して腰の高さが浮ついたりすることはありません。

常に一定です。

そういった腰の高さが安定している泰然自若の人の姿をみていると非常にカッコイイと思いますし、 「このひと強そうだな!」と空手のことを知らない人がみても思うものです。

この秘密は、これまで何度も言っているように移動稽古と型の稽古にあるのです。

攻撃で前に出る時、戦略で後ろに下がる時、横に移動する時、相手が攻撃してくる時、どんな時でも、腰の高さが、一番攻撃がのる場面に保つことは非常に大切なのです。

試合で勝ちたい人は、そんなチカラを養成するためには移動と型の稽古を徹底する必要があるのです。

第6回の極真世界大会(松井派)で優勝した八巻建志は、彼の自叙伝で以下のように言っています。

「空手にとって型は、家の基礎工事のようなものといって良い。これを手抜きにしては腰がビシッと決まらず、安定感のある強さは得られない。」
と。

八巻建志の型!
  ↓
ファイル0380
「空手にとって型は、家の基礎工事のようなものといって良い。これを手抜きにしては腰がビシッと決まらず、安定感のある強さは得られない。」(八巻建志談)


自分が勝てるようになりたいのなら、勝っていった人の意見を真摯に聞く必要があります。

これからのあなたの空手人生が実りあるようになるのを祈っています。

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【城南支部の強さの秘密は基本にあり!】
こんにちは。

さて今回は、前回の続きとして、城南支部の強さの理由として、基本稽古、移動稽古、型の徹底ということを話しました。

こういった稽古は、空手に必要な体力の土台をつくるもので、こういった稽古をないがしろにしては、絶対に強くはなれない、ということを強調しました。

前屈立ちのように、わざと後ろに足をピンと伸ばして、その状態から頭の高さを一切変えないで、上下させないで前に進みながら、技(突き、蹴り)を出す。

ファイル0081


こういった稽古を何百、何千と繰り返すことによって、強靭な足腰をつくる事が出来るのです。

こういった稽古をないがしろにして、うわべのテクニックをいくら身につけても試合ではほとんど役に立たない、ということが城南支部の支部長の廣重毅師範のモラルであったようです。

蹴りを出すときや突きを出す時に足がピンと立っていては、強烈な技にはなりえません。

移動稽古の時のようにまではいかなくとも、足をまげて、重心が下にさがっていなくてはいけません。

また、相手が全力でかかってきた時に、相手の重圧に押されて自分の重心が上がったり、後ろに押されてしまってもいけません。

そうならないための稽古が、移動稽古なのです。

全日本大会や世界大会のビデオを見ていても、技を出す時に重心が上がったり、相手の重圧に押されたりして下がってしまう日本人選手が少なからずいます。

それでは、有効な技を出すことも出来なければ、試合を自分に有効にすすめる事も出来ません。

こういった人は移動稽古の不足からくるのです。

しかし、 「極真の不動明王」と言われた数見肇(現空手道数見道場館長)の試合を見ていると、そういった場面は全くありません。

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数見肇

どんな場面でも、腰が落とせているので強烈な技を出せているし、相手がラッシュしてきても、重心がぶれたりすることも、後退させられる場面もありません。

彼の、どんな場面でも心が動かないことからして、「極真の不動明王」と名付けられてのだと思いますが、それだけでなくどんな時でも彼は腰の高さも不動なのです。

であるからして、あの強烈な技を出すことが出来ていたのです。

これは、城南支部基本、移動、型の徹底という理念の下での稽古が彼をああにまで強靭にさせたのです。

●以下は彼が、100人組手をした時の写真ですが、何十人もの人間との組手をした後であるにもかかわらず、彼の状態は、横や前にぶれることなく、腰の高さも移動稽古の時と同じです。

逆に、掛り手の方が体力的に有利なはずなのに数見選手に押されています。

左手が数見選手です。

どうぞご閲覧を!
  ↓
ファイル0394

本当に空手で強くなりたかったら、基本、移動、型の稽古をおろそかにしては絶対にいけない、ということがわかったと思います。

そのことを参考にして、これからのあなたの稽古に役立ててくださいませ。

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【基本、移動、型の稽古の重要性について認識すべし!】
前回は、城南支部に学ぶ自主トレの重要性について強調しましたが、今回もその関連で話しをしていきたいと思います。

自主トレは、稽古の後に、自分の弱点を矯正する目的でするのがベスト、ということを話しました。

自主トレだけでは意味がない、ということですね。

しかし、城南支部の基本は、なんといっても基本稽古、移動稽古、そして型にあるのです。

これをみっちりやってもらうのが、基本理念であるようです。

しかし、これほどこんにちに、大会の試合がたくさんあり、試合用のトレーニングの必要性が叫ばれているのに、これだけでは足りないのではないか?という疑問が誰にでもわくと思います。

私もそうですし、知り合いのプロボクサーや他流派の黒帯の人も言ってました。

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しかし、そうではない、というのが城南支部の支部長である廣重毅師範の理念であり、モラルであったようです。

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廣重毅師範

確かに、テクは必要ではあるけれども、基本や移動、型で培われる空手に必要な動きや体力を身につけなくては何にもならない、というのです。

基本の動きや軌跡、移動や移動で培う体力がなくては、いくらテクを身につけても意味がない。

正拳突きがまともにできない人間が、ワンツーを身につけてもさまにならないし、移動稽古をないがしろにした人間は、組み手時に正確で強力な技を出すことは出来ない、ということですね。

●移動稽古で、前屈立ちという足を思い切り後ろに引いた姿勢になりますが、その状態から頭の高さを一切上下させないで前に進み技(突きや蹴り)を繰り出す、その動きを何百、何千と繰り返すことによって空手に必要な強靭な足腰を鍛える事が出来ます。

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その通りですね。

オーソドックスな試合の構えからの攻撃の練習ばかりしていては、いざ相手が攻撃してきたときは、圧力に押されて後退してしまいますし、自分の攻撃も弱いものになってしまいます。

前屈立ちというわざと身体的にキツイ状態を作った状態からの技だしの訓練を数えきれないほど繰り返すことによって、相手の攻撃に押されない、自分の有効な攻撃技を出す事が出来るのですね。

そういった空手にどうしても必要な体力が備わっていない人が、先に書いたようにワンツーやその他コンビネーションやステップやカウンターの練習をいくら積んでも無駄だし、ビッグミットトレーニングをおこなっても意味がない、いうことのようです。

●非常に示唆に富んだ話しであると思います。

空手とは、相手に有効な突きや蹴りを放つ格闘技です。

うわべのテクにばかり奔走している人は、相手が全力でかかってきたときに有効な技を出せていないパターンが多いのです。

明らかに基本や移動、型の稽古の不足です。


試合に勝てている人は概してこういった稽古をきちんとこなしているのです。

試合に勝てないで悩んでいる人は、一度こういった稽古の見直しをしてみる事をおススメします。

参考にしてくださいませ。

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