fc2ブログ
極真空手のブログ
フルコンタクト空手で強くなりたい人のためのブログです!
プロフィール

木内高夫

Author:木内高夫
FC2ブログへようこそ!



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



隻眼者の声を回顧する!
前回は、城南支部に学ぶ自主トレの重要性について強調しましたが、今回もその関連で話しをしていきたいと思います。

自主トレは、稽古の後に、自分の弱点を矯正する目的でするのがベスト、ということを話しました。

自主トレだけでは意味がない、ということですね。

しかし、城南支部の基本は、なんといっても基本稽古、移動稽古、そして型にあるのです。

これをみっちりやってもらうのが、基本理念であるようです。

しかし、これほどこんにちに、大会の試合がたくさんあり、試合用のトレーニングの必要性が叫ばれているのに、これだけでは足りないのではないか?という疑問が誰にでもわくと思います。

私もそうですし、知り合いのプロボクサーや他流派の黒帯の人も言っていました。

しかし、そうではない、というのが城南支部の支部長である廣重毅師範の理念であり、モラルであったようです。

hiorsihan.jpg
廣重毅師範(現極真館副館長)


確かに、テクは必要ではあるけれども、基本や移動、型で培われる空手に必要な動きや体力を身につけなくては何にもならない、というのです。

idoutyuu.jpg 


基本の動きや軌跡、移動や移動で培う体力がなくては、いくらテクを身につけても意味がない。

正拳突きがまともにできない人間が、ワンツーを身につけてもさまにならないし、移動稽古をないがしろにした人間は、組み手時に正確で強力な技を出すことは出来ない、ということですね。

移動稽古で、前屈立ちという足を思い切り後ろに引いた姿勢になりますが、その状態から頭の高さを一切上下させないで前に進み技(突きや蹴り)を繰り出す、その動きを何百、何千と繰り返すことによって空手に必要な強靭な足腰を鍛える事が出来ます。

その通りですね。

オーソドックスな試合の構えからの攻撃の練習ばかりしていては、いざ相手が攻撃してきたときは、圧力に押されて後退してしまいますし、自分の攻撃も弱いものになってしまいます。

前屈立ちというわざと身体的にキツイ状態を作った状態からの技だしの訓練を数えきれないほど繰り返すことによって、相手の攻撃に押されない、自分の有効な攻撃技を出す事が出来るのですね。

ファイル0394



そういった空手にどうしても必要な体力が備わっていない人が、先に書いたようにワンツーやその他コンビネーションやステップやカウンターの練習をいくら積んでも無駄だし、ビッグミットトレーニングをおこなっても意味がない、いうことのようです。

●非常に示唆に富んだ話しであると思います。

空手とは、相手に有効な突きや蹴りを放つ格闘技です。

うわべのテクにばかり奔走している人は、相手が全力でかかってきたときに有効な技を出せていないパターンが多いのです。

明らかに基本や移動、型の稽古の不足です。

試合に勝てている人は概してこういった稽古をきちんとこなしているのです。

試合に勝てないで悩んでいる人は、一度こういった稽古の見直しをしてみる事をおススメします。

参考にしてくださいませ。

●当ブログおススメの情報商材がコチラです。

目下値下げ中です。

この機会のどうぞお試しくださいませ!
  ↓
http://karate-rush.info/index.html

今回はこれにて終了いたします。

スポンサーサイト



テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ


自主トレは重要…では自主トレだけでいいか?
みなさん、こんにちは。

今は涼しいですが、暑かった季節を思い起こすと夏が始まった頃は、猛暑が始まると、

「もんの凄い暑い!」

と思うものですが、それを何回も体感していると、それほどでもなくなるのですね。

要は慣れ、
ということですね。

空手の稽古も同じようなもので、慣れないうちは、

「こんなこと続けれるわけない!続けれる奴は人間ではない!」

などと思うものですが、気を張って続けていけば、いつしか

「この程度のことなんて事はない!」

と思えるようになっていくものです。

それを体感していって、どんな困難にでも立ち向かっていけるようになりましょう。

白砂


では空手の方に話題を移していきます!

前回は、城南支部「教えない主義」とそれに関連する「自主トレの重要性」について講義しました。

城南支部は、数々の強豪を生み出しましたが、その人たちはどの技も1から教わったものではない、ということを話しました。

自分で興味をもって、指導員や先輩たちに訊いて、ものにしていった、ということです。

ではそこで、疑問がわくと思います。

「自主トレが重要なら、みんなでやる合同稽古には参加せずに自主トレだけしていけばいいのか?」

ということです。

答えを言いますと、「それは絶対にダメ!」ということです。

みんなで一緒に、みんなと同じようにすることは、己を滅する、ということです。

goudoukeikotya.jpg


どんな時、どんな場面でも好き勝手にやるだけでは、人間の堕落が始まります。

己を滅するということは、自分を精神的に強くする場面でもあります。

無制限な自由は、人間性の堕落に通じるのです。

自主トレは、人に言われることなく、自由きままにする事が出来ます。

それでは、「自分だけがやった」という気にさせます。

それでは本当の稽古にはなりません。

疲れなどの原因で、やる気やテンションが下がっている時も、みんなでやっていれば、いつしかテンションがあがる、というメリットもあるのです。

みんなでやれば、他の人のいいところも学べますし、スパーリングをこなすと、相手の攻撃を食らった時に自分の矯正しなくてはいけないこと(スピード、パワー、受けの技術、テクニックなど)も学べるのです。

supaja.jpg


自主トレだけでは、こういった事が一切学べません。

ただの自己満足で終る可能性があるのです。

ですから、合同稽古なしのただの自主トレはやめた方が絶対にいいでしょう!

仕事などの関係で、どうしても自主トレしか参加できないというのであれば仕方ありませんが…。

一番いいのは、合同稽古に参加した後に、自分の課題を矯正するのを目的に自主トレをおこなう、というのがベストだと思います。

これからの稽古に参考にしてくださいませ。


●当ブログおススメの情報商材がコチラです。

目下お買い得中です。

この機会のどうぞお試しくださいませ!
  ↓
http://karate-rush.info/index.html

今回はこれにて終了いたします。

失礼いたします。


メルマガ読者さん募集中(無料!)
  ↓
『フルコンタクト空手で必ず強くなる方法』

テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ


人が教えてくれるまで待っている人は目覚めよ!
こんにちは、今回もお世話になります。

前回は、 城南支部の教えない主義」について講義しました。

今回もその関連でお話をしたいと思います。

城南支部の廣重毅師範は、極真会館という名に変わるより前の、 「大山道場」の頃からの古参の人でした。

そこでは、今のようにマニュアルは蔓延していなく、基本稽古での構え方、握り方、出し方等の細かい事に関しては一切教えず、わからない人は、先輩のしているさまを見よう見まねで習得していくのが当たり前でした。

わからなかったら自主トレの時間に先輩や指導員に訊いて、行動し、体に染み込ませる…こういうことを繰り返して強くなっていくのが当たり前でした。

訊こうともしないで、出来ないまま帰宅してしまう人は強くはなれない…これが大山道場時代から受け継がれる思想であったようです。

確かにそういう面はあります。

本当に強くなりたい人は、訊きに来る…当然のことですね。

しかし、城南支部では、型すらもまるで教えずに、ぶっつけ本番でやらされるのですから驚きでした。

また、基本稽古だけでは本当に強くはなれないのが、当たり前なのですから、みんなで一緒にこなす合同稽古が終わった後に、自主トレをこなすのが当然であるならば、上の帯の人は、積極的に自主トレをこなしていくことを率先して、手本として後輩に見せなくてはいけませんね。

そういう姿勢を見せなければ、後輩は、

「自主トレをしないのが当たり前ならば、自分が強くなれないのは、合同稽古内で全部出来なくてはいけない。全部自分は出来ていない…なら自分は空手の資質がないんだ。」

という誤解を与えかねませんからね。

そこを、上の帯の人は注意しましょう。

城南支部の名物の「朝練」ですが、この稽古には黒帯や茶帯、しかも廣重師範が許可を与えた人間しか参加できませんでした。

そういった人たちだけが参加するトレーニングですから、かなりきついことが予想されます。

ましてやスパーリングの時間は壮絶だったのではと思われて仕方ありません。

この稽古は通常1日に3時間はしていたそうです。

試合前ともなれば、5時間は当たり前だったようです。

そんな超キツイ稽古の後でも、緑健児、八巻建志、数見肇、高久昌義といった全日本、全世界クラスの強豪たちは、1時間以上の自主トレをこなしていたようです。

takakumasa.jpg 
      高久昌義

もう驚愕…としかいいようがありません。

完全に脱帽です!

こういった強豪たちは、技の1つ1つを稽古時間内で教えてもらって習得したのではないようです。

前までのblogにも書きましたように、城南支部では、基本稽古と移動稽古しか教えません。

試合用の構えから繰り出す技は別途、自主トレ時間に自分で習得していかなくてはいけません。

城南支部の選手、特に数見肇選手は、オーソドックスな構えからの左ジャブを得意とし、この速くて強いジャブを選手のほとんどは試合開始と同時に胸元にもらい、直後に右下段を打たれる、というパターンが多数散見されました。

ファイル0096 (1)


その左ジャブは、基本稽古とは違い、出す時に腰をグンっと入れなくては効きません。

その試合用の打ちこみを何百、何千回とミットに打ち込んでようやくモノになるのです。

それを合同稽古内で教わってモノにしたのではなく、自主トレでモノにしたというから驚きです。


数見選手の技はどれも腰が入っていて壮麗です。

見ていて非常にカッコいいのと同様に、彼の試合前のシャドーでも非常にパワフルで、これが自分の身体にクリーンヒットしたら…ゾーっとなるほどの壮絶ぶりでした。

でも、その技のほとんどを稽古内でなく、自主トレでモノにしたというのですから驚きです。

それくらい、自主的な態度が、本当に強くなるためには必要である、ということですね。

ならば、自主トレだけでいいのか?

という疑問が湧くと思いますが、そうではありません!

そのことについては、次回に講義していきたいと思います。

今回登場した数見肇氏によるコメントを収録した情報冊子がコチラ!数見氏がどんな空手の情報をよりどころにして稽古を積み、強くなっていったかが詳らかに盛り込んであります!

現代空手界の雑誌等では得る事が出来ない情報が満載してあります。

目下値下げ中です。

この機会のどうぞお試しくださいませ!
  ↓
http://karate-rush.info/index.html

今回はこれにて終了いたします。

失礼いたします。


メルマガ読者さん募集中(無料!)
  ↓
『フルコンタクト空手で必ず強くなる方法』



テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ


「人は人」…現代社会でのものの習得について考える。
今日も頑張っていきましょう。

さて、物事を成就するためには、自分から積極的に学んでいくことが必要であることを前回、城南支部を例に出して講義いたしました。

今回はその続きをしていきたいと思います。

能力開発において、その成就にかかる時間は十人十色です。

みんなで一斉にする合同稽古で自分に出来ないことがわかったら、自主トレの時間を使って、その解決に向かってトレーニングをしていかなくてはいけない。

合同稽古の基本、移動、型の稽古においては、アレンジを加えることなく、みんなが同じ事をしなくてはいけませんが、それが終わったら、自分独自のものの見方でしなくてはいけません。

欠点や長所も十人十色ですから、自分の欠点を補い特長を活かすトレーニングでは、他人とは違う事をして当然です。


合同稽古が終ったら、大抵の人間は帰宅してしまいますが、自分は出来ていないところがあるから、そういった人たちとは一線を画して鍛練に励んでいかなくてはいけません。

まさに、

「人は人、自分は自分」

こういう思考が出来るかどうかが、修錬に必要なキーワードになるのです。

前回のblogでは、型の稽古では、全く教えないでいきなり「太極○をやれ」と指導員の人が言ったら、その通りをしなくてはいけない、と書きましたが、そこで自分はわからない、ということがわかって、自主トレ時間になって、やりかたを指導員に訊きにいく人もいれば、わからないまま帰宅してしまう人もいました。

後者の方が圧倒的に多かったです。

約5分という短いスパーリングの稽古の時に上手くいかなかった人は、自主トレ時間に先輩や指導員の人に訊いてトレーニングをこなしていました。

何故、訊くのか?

組み手で上手くいって強くなりたいからですね。

しかし、一方で、何故、訊きにいかないで、そのままほっぽらかしにしておく人がいるのか?

それほど、強くなる気がないから…そういう部分も確かにあるでしょう。

でも、私はただそれだけではないと思います。

私が10代20代で空手に勤しんだ時代はまさに、 「マニュアル化社会」でした。

マニュアル化社会とは、ものの習得さえもすべてマニュアル化がなされている社会のことです。

事は、ギター、ピアノ、語学、大学受験…その他あらゆるものがマニュアル化され、それぞれ学校に金を払って習いにいけば、「何をすればいいか、どれだけすればいいか」を講師が分析して提示してくれるのです。

入門者は、講師の言われた通りの事をしていけばいい。

入門して、初心者は先輩のやることを見よう見まねで真似して習得していく…というのは、遠い昔の物語、そんな時代に育ちました。

kyousitu.jpg 


幼少のころからマニュアル化社会にどっぷり浸かって育った人間が、いきなり城南支部のように、ほとんど何も教えずに、自分で考え、人に訊き、研究に研究を重ねて強くなれ、と言われたのでは、かなり難しいのではないか、と思ったものです。

ですから、わからないのに、自主トレ時間に何もせずに、帰ってしまう人は、こういったマニュアル化社会に育ったために、「いつか指導員が教えてくれるんだ。」と思っている人もかなりいるでしょうし、また、 「指導員が教えてくれないということは、1回でわからない人は空手の資質がないんだ。」などと勝手な思い込みをして稽古から遠ざかってしまう危険性もあるでしょう。

城南支部の廣重毅支部長は、まさに、「人に訊いて、自主トレを自らこなして強くなる」というのがあたり前の時代に育った。

GRP_0600.jpg
廣重毅支部長


しかし、今は、ほとんどの事を教えてくれるのがあたりまえの社会に変貌してしまっている。

その社会の変化を考慮に入れずに、前の時代のままの稽古方法ではよくないのではないか?

そう、思わざるを得なかったです。

確かに、何から何まで教えてくれる、というのは受け手の精神によくないのは私も認めます。

しかし、 「自ら学んでいくことが重要」であるならば、そのことを稽古時間に言うくらいのことは必要であると思う。

そう同感してくれる人はいるでしょうか?

そう同感してくれる人がいたならば、城南支部であろうとなかろうと、自分の支部において、そのことを後輩等に情報の提示をしてほしいものです。

後輩がきちんと育つかどうかが、未来の日本の空手界にとって大事だと思うからです。

今回はこれくらいにしておきましょう。

ここまでのご精読ありがとうございました。

空手の成就において以下の商材が役に立つはずと思いますから、本当に強くなりたい人は読んでみてください!お買い得中です!
  ↓
http://karate-rush.info/index.html



メルマガ読者さん募集中(無料!)
  ↓
『フルコンタクト空手で必ず強くなる方法』

テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ


城南支部に学ぶ、「教えない主義」の効用とは?
さて今回は、城南支部に学ぶ、事の習得方法について講義していきます。

城南支部の稽古方法の基本は、

【基本的なことしか教えないで、自主的に学ばせて、強くなった人間だけに試合用のトレーニングを施す】

ということでした。

試合に絶対的に必要なテク、例えばワンツーや、前蹴りからワンツーや、ワンツーからの下突き、上段蹴りからのパンチのコンビネーション、あるいは下段蹴りやパンチの受けの練習などは一切せず、いきなりスパーリングに入るのですから驚きでした。

そこで誰もが思うのは、

「重量級の人間だけしかスパーリングで上手くいかない」

「上手くいかない人間が大勢出て、辞めていく人間だらけになってしまう」

「こんなでは、テクニック的に底上げがなされている今、たとえ城南支部内で勝ち上がっても他の支部には負けてしまう」

ということだと思います。

他流派の空手家やプロボクサーに訊いても同じようなことを言ってました。

boxer.jpg


しかし、そうではない、というのが廣重師範率いる城南支部の言い分であるようです。

GRP_0600.jpg
廣重師範

●本当に強くなる人間は、どうすればいいか必死に考え、人にどうすればいいか訊き、修錬を重ねていくのだ。

人が自分に教えてくれるまで待っている人間は強くなれない、ということでしょうか。

それは確かにもっともな意見でしょう。

ことは空手に限らず、他のあらゆる分野でも言えることであると思います。

絶対にそのことを成就したいと思っている人間は、どうしたいいか必死に調べ、人に訊き、研究を重ねていくものです。

1から100まで人に教えてもらって、事を成就した人間は絶対にいないと思います。

城南支部の「教えない主義」は徹底していて、型の稽古の時ですら、全員を前に出させて、いきなり指導員の人が、「太極○をやれ」「平安○をやれ」といわれたらその通りをこなさなくてはいけませんでした。

白帯の人間であろうと立たされて、何をどうすればいいかわからなくともいきなりされるわけです。

下の帯の人は、わからないから、上の帯の人の方をキョロキョロ見ながら見よう見まねで型をおこなうのです。

idougeiko.jpg


わからなかったら、稽古の時間が終わってから先輩の人に訊いて習得せよ、というから驚きでした。

「ここまで教えない主義が徹底しているとは…」

と、驚きが隠せませんでした。

●日本古来では、その道の方法は、1から細部に至るまで教えないのが通常だったようです。

剣道しかり、柔道しかり、または料理人に世界でもそうでした。

なにが大事か、どういうようにしていったら習得できるかは、先輩たちのやるようを見ながら習得していく、これが通常だったようです。

ですから、料理人の世界では、その門にはいって3年間は包丁すら握らせてもらえなかった、そんな世界が普通だったようです。

私が幼少の頃、料理人の世界のドキュメントを放送されているのを、テレビでみた事がありましたが、そこで入りたての新米が、何をしていいかわからず、手を前にして片手でもう片方の手首をつかんでずっとつっ立っている。

そして、仕事が終わった時、その新米が、料理長から、「今日、お前は何を学んだんだ!?言ってみろ!」と怒鳴りに似た声で詰問されていました。

最後に、 「本当に道を極めたいと思ったら、人が自分に教えてくれるのを待つんではなく、じぶんから何か出来ることはないか訊かなくてはダメなんだ!」と諭されて、その新米は、次の日から積極的に動くようになった映像を映し出していました。

大事なのは、自分から積極的に動き、訊いていく、ということが大事ということですね。

本当に事を成就したいと思ったら、自分から行動しなくてはいけない…これはこと空手でも同様ですね。

今日はこれくらいにしておきましょう。

●その成就において以下の商材が役に立つはずと思いますから、本当に強くなりたい人は読んでみてください!

今回登場した城南支部の出身である数見肇館長極真全日本大会5度優勝!)推薦の冊子で、館長のコメントも収録で、かつお買い得中です!
ファイル0096 (1)
  ↓
http://karate-rush.info/index.html

ここまでのご精読に感謝します。

失礼いたします。


『フルコンタクト空手で必ず強くなる方法』


空メール登録は
こちら

テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ


工夫を施すことがあなたの義務です。
こんにちは、前回まで、城南の稽古方法と城西支部の稽古方法を比較し、つまびらかに分析し、どのような稽古方法を自分が指導員になったらすべきか、という私の考えを紹介してきました。

基本稽古だけでもいけませんし、試合向けのトレーニングだけでもいけない、ということを話しました。

ブラジル支部長でフランシスコフィリォエヴェルトンテイシェイラといった世界大会王者を育てた磯部師範は、日本人選手が、ミットトレーニングにばかり励んで、基本稽古や移動稽古を蔑ろにしていることを憂えて、

「こんな稽古法では日本は勝てない。今回のワールドカップ(地域別対抗戦)では間違いなくブラジルが勝つだろう!」

と宣言し、2002年の大会では実際その通りになったのでした。

その言葉をかみしめてほしいと思います。

磯部清次 
  磯部清次師範


基本稽古も試合向けのトレーニングの両方が必要であるということです。

重要なのは、両方の融合であるということです。

基本だけでもいけないということです。

それでは(基本稽古だけでは)うまくいかないのは、城南支部緑健児以来、彼に匹敵するような中量級、軽量級の選手を輩出できていないということを見ればわかるはずです。

midorikenzi.jpg 
   
緑健児

私は、城西の「試合クラス」を取り入れた支部で稽古してきましたので、その恩恵にあずかって試合でのセンスを身に着けることができ、試合にも勝てるようになりました。

なので、私が指導員になったら、基本稽古だけみっちりやらせる、などということはしません。

試合クラスも施します。

ただし、試合に出る人間には、基本、移動、型の稽古は重要ですから、月に10回のこういった稽古の出席を義務づけます。


私が、某出会い系サイトでネットサーフィンしていた時に、某女性のプロフィールに「相手に希望する年収」が書いてあり、そこには「年収800万円以上でないとダメ!」などと書いてありました。

「では、この女性は年収いくら稼いでいるのかな?700万円?あるいは1000万円かな?」と思ってみてみると、なんと「100万円未満」と書いてありました。

そこを見るなり、私は声をあげて笑ってしまい、3分間止まりませんでした(笑)。

そのおかげで、これまでにたまっていたストレスを全部吹き飛ばすことができました。

これくらい極端ではないにしろ、自分ができなかった理想像を他人に要求するのは傲慢極まりないことであると思います。

ですから、基本と移動と型だけを施し、

「それ以外は全部自分で考えろ、わからなかったら訊きにこい!」

などとは言えないものです、私は。

ですから、これまでの稽古体系をそのまま踏襲するのではなく、自分が良かれと思う方へ修正することは非常に大事であると思います。

その組織に自分が属する以上、その組織をよき方向へ向かわせるのは、人員の義務であると私は思います。

こういったことがもしかしたらよくない方向へ導く可能性はあります。

それを認識したら、それを修正すればいいだけの話です。

皆様の考えを請いたいと思います。

今年の4月から消費税が増税になりましたが、当社発行の空手情報冊子に関しましては、依然として6800円のまま据え置きにしておきますので、利用したい方は、どうぞご利用してみてください。

今の空手の情報と、いにしえの極真の猛者たちの接していた情報は明らかに違い、その違いを学んでいくことは、非常に大事だと思います。

●あなたの空手人生が実りあるものに変えれますように! (祈)
  ↓
http://karate-rush.info/index.html

今回はこれにて終了します。

ありがとうございました。

『フルコンタクト空手で必ず強くなる方法』

空メール登録は

 こちら



テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ


この2つは強くなるための両輪!どちらが欠けてもダメ!
みなさん、こんにちは。

あなたの空手人生がよくなるように心から祈っています。

そんなブログをめざします。

前回は、最強を誇り、連続で全日本の決勝の舞台に選手を送り込んだ城南支部が、11年でその終焉を迎えたということを話しました。

やはりどんな組織も栄枯盛衰、必ずその繁栄には終焉を迎えるということがわかったと思います。

その際、旧態依然とした方法に依存しているとその繁栄に終止符を打ってしまう、ということはこれまでの人類の歴史を見ればわかると思います。

やはり、「基本、移動、型」の徹底をし、それだけで勝ち上がれた人間だけに試合向けのトレーニングを施す、というのは緑健児八巻建志の時代には有効でも、今は難しいのではないかと思います。


midorikenzi.jpg
    緑健児

 緑健児八巻建志の現役時代は、今のようなマニュアル化社会ではなかったから、自ら進んで学んでいった、という面があったと思います。

しかし、なんでも教えてくれる今のマニュアル化社会に生きている今の若者には、城南支部の稽古法は難しいのではないかと思います。

これは何も、緑健児や八巻建志の現役時代が素晴らしくて、今の人たちはたるんでいる、ということではないのはお断りしておきます。

●どうしても時代の様相は変わってくるので、旧態依然の方法論はいつまでも通用しないし、その変化を分析し認識する必要があるということです。

私はカンの悪い人間で、城西支部影響の「試合クラス」を何べんも受け、何百回もスパーリングをこなすことによって勝てる方法を見出すことができたのです。

城南支部のように、スパーリングがたった5分しかない稽古で、果たして今の自分がいるか?というとかなり心もとないのが正直なところです。

そこで考えなくてはいけないのは、自分が指導員になったらどのようなトレーニング方法を道場生に施すか、ということです。

自分は試合クラスを何百篇も受けてやっと有効な方法がわかった。

なのに道場生には基本、移動、型の稽古だけを徹底させて、それだけで試合に勝てた人間にだけ試合用のトレーニングを施す、というのではあまりに傲慢のそしりを免れません。

自分は偏差値58くらいだったにもかかわらず、これから入塾してくる人間には偏差値67以上無いと入塾させない、という塾長がいたら傲慢といわれるだけです。

それと同じです。

●ですから、自分でしたら、試合クラスをどの人間にも受けていいというでしょう。

しかし、基本と移動と型の稽古は試合には不可欠であることはこれまでの研究結果で分かったので、試合に出場する人には、月10回以上の基本と移動と型の稽古の出席を義務づけるでしょう。

これまでの研究結果で、増田章、黒沢浩樹といった城西支部の強豪や緑健児、八巻建志、数見肇といった城南支部の強豪たちは、 「基本と移動と型の稽古」と「試合むけのトレーニング」の両方の徹底をしてきたから盤石の強さを誇ることができたということがわかりました。

akiramasuda.jpg
   増田章

どちらだけでもいけないのです。

最近の城西支部増田章、黒沢浩樹のような人たちが出てこれないのは、試合むけの「試合クラス」ばかり出て、「基本と移動と型の稽古」を蔑ろにしているからであることがわかりました。

hirokky.jpg
  黒沢浩樹

やはり両者は両輪なのです。

どちらが欠けてもうまく稼働することができないのです。

地方支部の人たちは、首都圏の選手にテクニック的に劣ると思っていらっしゃる人が多いようですが、「基本と移動と型の稽古」が徹底されているのだから、これから「試合クラス」のようなテクを養成すれば、鬼に金棒と思っていますがどう考えるでしょうか?

そのことを強調して今回のブログは終了したいと思います。

ここまで付き合いいただきありがとうございました。

失礼いたします。

緑健児八巻建志、数見肇などの城南支部の強豪や増田章黒澤浩樹といった城西支部の強豪がどのようにして強くなっていったかをつまびらかにレポートした冊子がこちらです。

そのトレーニングのつまびらかな内容も書いておきました!

どうぞ読んでくださいませ。
  ↓
http://karate-rush.info/index.html


『フルコンタクト空手で必ず強くなる方法』


空メール登録は
こちら

テーマ:空手 - ジャンル:スポーツ