『秘技は下段回し蹴り!…?』

こんにちは。

前回は、「上段蹴りは捌くもの」という通念化の中で、緑健児はフェイントの上段蹴りや、上段に見せかけての中段蹴りを使いこなし、第5回世界大会で優勝したということを書きました。

通念化は恐ろしいですね?(笑)

時代が変わるとほとんど通用しなくなるのですから。

しかし、緑健児はその時代においても合同の朝練はもちろんそれが終わってからの自主トレも敢然とこなしにこなしからこそ、その運を生かすことができたことは間違いありません。

時代が彼に味方した、ということですが、その運をつけるのも実力のうちです。

今回は、そういうことに似た話をしましょう。

第1回世界大会において、日本人選手たちが秘技にしていたのはどの技でしょう?

答えは、下段回し蹴りだったのです!

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驚きでしょう?

今やどこの国の誰もがこなします。

白帯の人だってこなします。

しかし、その下段回し蹴りは日本人しかこなさなかったのです。

当時の通念では、蹴りは腰から上を蹴るものという状態だったのです。

ですから、その防御法は外国人のほとんどが知らなかったがために、日本人は蹴り放題だったようです。

それで前に出るも蹴られ、後ろに後退するといい距離になって更に蹴られという具合で、下段蹴りを得意にしていた盧山初雄氏は、下段蹴りで1本を量産します。

かといって世界の強豪が集まる世界大会ですから、簡単には試合を運ぶことはできない試合がほとんどであったことは間違いなかったですが、でも秘技のあった日本人には有利だったことは間違いありません。

盧山初雄氏の自叙伝には、当時の世界大会の模様として「外国人は、相手が日本人というだけで腰が引けて技らしい技を出せないパターンがよくあった」と書いてあります。

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  盧山初雄

「蹴りは腰から上を蹴るもの」という通念下であったために、当時の空手最強外国アメリカの強豪のウィリーウィリアムスは、下段蹴りの防御が全くできておらず、下馬評にも挙がってなかった国の選手に下段蹴りを多く蹴られてしまい、最終日には足を引きずり気味だったということです。

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   ウィリーウィリアムス

相手の国の選手は、一応下段蹴りを心得ていたようですね。

それが要因となって、ハワードコリンズ(イギリス)に接戦の末負けてしまい、ベスト8入りできずに終わってしまうのです。

これは日本人選手にとって有利だったことは間違いありません。

第1回世界大会はベスト8に6人もの日本人選手が入ったのです。

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しかし4年後の世界大会において、急激なレベルアップを日本人選手は目の当たりにしてかなりの苦戦を強いられることになったのは間違いありません。

誰もが下段を蹴り、その防御法は誰もが心得ていたようです。

そうなると、下段蹴りにだけに頼らず、いろんな技を出せるようにしなくてはいけないのは言うまでもありません。

これは誰も防御できないだろうと思われたものでも、必然的にその防御法が開発されてしまうのです。

アンディフグのかかと落としもその運命をたどったのは周知の事実です。

カカト


また、相手の間合いに入って技を繰り出すには、崩し技から決め技という過程を経ないといけませんが、その際の崩し技も、1つだけでなくいくつもなくてはいけません。

相手はこの技しか崩し技がないと相手に悟られては、その技が見切られたらもうおしまいだからです。

そして、その崩し技も、色帯には通用しても、茶帯や黒帯には通用しない場合があります。

それは、その技が威力や速さが遅いと、簡単に躱されたり捌かれたりしてしまうのです、相手が茶帯や黒帯であると。

そうならないためには、常にスピードと強さを意識してサンドバッグに打ち込まなくてはいけません1日に何百本も!

ノーモーションでできたらさらにいうことはありません。

レパートリーを多く持つことが重要なのです、昨今の空手界においては。

全体のレベルが上がっているからです。

いつまでも、1つのセオリーが通用することはないことは、これまでの空手の歴史を見れば明らかでしょう?

秘技が下段回し蹴りの時代は終わったのです!(笑)

いろんな技をどんな場面でも使えるようにするのが大切なのです。

そのためには、時間を惜しんでとにかくやりこむことが最重要なのです。

それを体現して見せた緑健児は非常に立派な空手家ですね!

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尊敬します。

今回は以上です。

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今回はこれにて終了します。

ここまで読んでいただき感謝いたします。

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