『(祝)塚本徳臣優勝!』









●みなさん、こんにちは!

10月23日は暑い日でした。9月中ごろのような気温もさることながら、非常に興奮したのが最大の原因ですね!

やりました!

当日は新極真会の世界大会で日本人が優勝しました!

●その大会結果をベスト4だけ申しますと

優勝 塚本徳臣
準優勝 村山努
3位 ローマンネステレンコ(ロシア)
4位 ルーカスクビリウス(リトアニア)

という結果になりました。

一番注目したのはやはり優勝した塚本選手ですね。

塚本
       塚本徳臣

齢37を迎え、いまだに選手として活躍し続け、のみならず20代のような動きや破壊力を維持し続けているのですから。

無差別級の全日本大会を一昨年と昨年と連覇し、日本の屋台骨を支えなくてはならない存在でいましたが、2年前のワールドカップにおいては、ヴァレリーディミトロフ(ブルガリア)に敗れ、しかもそのワールドカップでは全階級の王座を外国人にさらわれるという事態になってしまい、しかも4回戦において日本の2大柱の一人である塚越孝之が敗れる、という悪状態のなか、そんな中において一切の気負いを顔にも動きにも出さずに見事優勝してくれました。

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   ワールドカップの入賞者

しかも37歳という高齢にもかかわらず、悠然と優勝してくれましたから、そんな雄姿に会場の誰もが声援を送り、感動していました。

私も彼の活躍に感動し涙が出そうになりました(涙)

●一番感動したのは、準決勝のローマンネステレンコとの対戦です!

そのローマンは非常に蹴りが強力で、しかも「こんな角度で出せるか?」といいたくなるほどのところで悠然と出せる必殺の急角度の上段の蹴りや前蹴りがあります。

その必殺の上段で、去年の全日本大会3位の森選手を5回戦で一本勝ちしています。

しかも、塚本選手は前回の世界大会の準々決勝でローマン選手に試し割判定で敗れていましたから、臆するところがあったと思います。

しかし、塚本選手は、こういったところが一流なのだと思いますが、決して憶することなく自分のスタイルを崩さず、敢然とローマン選手に向かって行きました。

普通なら、飛び道具(上段)をビュンビュン出す選手にはガードを高めにして迫っていくのですが、塚本選手はそうせずにいつも通りガードを胸のあたりまで下げて右足前の横向きの構えで、横蹴りや後ろ蹴りを連打していきます。

そんなスタイルの塚本選手にたいし、「チャンスだ!」とばかりローマン選手は急角度の上段回し蹴りを出しますが、塚本選手は間一髪でガードします。

そんな速い上段がきたら、恐れを抱き、ガードを上げたり、距離をはかってまわりこんだりするものです。空手の経験者ならわかると思いますが、本能が自然とそうさせてしまうのです!

●しかし、塚本選手は、そうしなかった。

ローマンの上段も見えているし、自分の上段の方に自信があったのでしょう!全く組手スタンスを変えません。

接近戦になって突きの打ち合いになって意識が手だけになっているところで全くといって良いほどのノーモーションで視界からいなくなったと思ったら胴回し回転蹴りが決まり、見事な一本勝ちでした!

はじめは「技あり」で、塚本選手を支持する副審の旗が横に出て会場内は大歓声!3秒後ローマン選手は立てず、旗が上になって「一本」になった時はもっと大歓声になりました!

あまりの興奮に私は涙が出そうになりました!

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私は日本人であるからして、どうしても日本人が優勝してほしい、という空手ナショナリズムを体内に持っていますから、日本人vs外国人となると、どうしても「日本人優勝!」ということばかりを世界大会では考えてしまいますが、この時はそういったことは考えず、ただただ感動してしまいました。

●その後の決勝戦では、昨年の全日本の決勝で争った村山努選手との対戦になりました。

村山選手は、178センチ94キロという立派な体格で、しかも世界大会初出場ながら決勝に登りつめました。しかも、準々決勝こそ延長戦になりましたが準決勝では波に乗るリトア二アのルーカス選手に堂々の一本勝ちでした!

予断を許さない対戦になるか、と思いきやそうはならず、また塚本選手はガードを下げての横構えで、横蹴りや後ろ回し蹴りを連打していきます。

これでは村山選手は、上手く相手の間合いに入っていけないのですが、この連打をかいくぐって相手の間合いに入って打ち合いに持ち込み、「おおっ」と思わせるシーンがいくつかあり互角かと思いきや、試合終了間際、塚本選手の左下段が何度も相手の右足を捉えましたが、村山選手は効いたそぶりを全くしていなかったので、引き分けでも文句ない試合でしたが、塚本選手の積極さがアピールしたのでしょう。

判定の際、副審の旗がすべて塚本選手にあがり、堂々の優勝!

これで塚本選手の史上最高齢世界チャンピオンの記録を達成しました!

●こんな塚本選手の雄姿を観て、

 『空手で強いことはなんてカッコいいんだ!』

と改めて思いました。

そう思った人は会場いた人の中で大量にいたはずです。

その興奮は時とともに薄れてしまいますから、そうなる前に激しい稽古に取り組んでどんどん強くなって欲しいものです。

特にこのブログを読んでいるあなたに!

塚本選手は、今回の世界大会で選手生活から身を退く、と雑誌で語っていましたから、これが最後の舞台です。

とにかく、今回の世界大会は感動しました。

その感動を与えてくれた全選手たち、そして塚本選手に、その感動を与えてくれてありがとう、と言いたいです。

今回はこれにて終了します。

御精読ありがとうございました。








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