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『上段蹴りの強い相手にはどう対処すべきか?-弐』






フランシスコフィリョ(松井派の第7回世界大会優勝者)は「リオの祭り」という彼の祖国であるブラジルの国民的な祭りの日であっても、その日がスケデュール上の休みの日でなければ行かずに、練習していたようです。

ブラジル


こういった例を学んで稽古に励んでいきましょう!

前回は、「上段蹴りの強い人に対してどう対処するか?」という題で、お話しし、その前段階として現極真松井派の本部直轄恵比寿道場責任者である成嶋竜師範の現役時代の試合模様を1つお伝えしました。

GRP_0036.jpg


上段蹴りはもらったら技ありか一本になってしまう…だから、いつもガードを上げていなくてはいけない

そんなありきたりな話しをしようとは思いません(笑)

もっと読者のためになる話しをします!

では、どうすればいいか?

その前に、また別の事例を挙げてみましょう。

第8回世界大会(松井派)の世界大会の3回戦のことです。

それは、ロシア出身でその前年の全日本ウェイト制の重量級で優勝したレチクルバノフとその年の全日本ウェイト制重量級で優勝した近藤博和選手との対戦です。

retido.jpg
レチクルバノフ

これは重量級チャンピオン同士の対決になりました!

レチ選手は、飛び後ろ回し蹴りを得意とし、これまでに何人もの選手から技ありか一本を奪ってきていました。

近藤選手も、前年対決した時にその飛び後ろ回し蹴りで技ありを取られて準決勝で敗れてしまいました。

その3回戦を、観ていると近藤選手は飛び後ろ蹴りを警戒しながら前に詰める戦法にでているのがわかりました。

前年のウェイト制を含め、過去2回レチに負けている近藤選手としては、今回こそは勝つという気迫が感じれました。

その気迫にさすがのレチもおされ気味なのがわかりました。

延長戦になり、近藤選手の作戦を読み切ったレチ選手は、冷静になり、今度は自分が前に出る姿勢が積極的になるのがわかりました。

延長の終盤、後ろ蹴りのそぶりがわかった近藤選手は、ガードをさっと上にあげました。

するとそれはレチ得意の飛び後ろ回し蹴りではなく、中段後ろ回し蹴りでした。
飛び後ろ回し蹴りに見せかけたフェイントだったのです!

それが近藤選手ボディにクリーンヒットしました。

それにはダメージはありませんでしたが、その蹴りから繋げた下段がちょっと効き、近藤選手は若干劣勢になりました。

引き分けでもおかしくはない内容でしたが、レチの積極的な姿勢が目立ち、レチを支持する旗が3本以上あがり、レチ勝利が決まってしまいました。

ここでわかることは、

【相手が警戒する上段をもっている選手は、試合を有利に運ぶことができる】

ということです。

前回の成嶋師範の例でもわかるように、上段を警戒させて、実は中段で決める、ということもできるわけです。

相手の上段を警戒すると、もう相手のペースに引き込まれてしまいます。


・警戒するあまり相手の間合いに入っていけない

・警戒するあまり自分の技が有効に出せない

・そうするうちに相手の有効な技をもらってしまう


こういう弊害が出てくるのです。

では、こういった上段蹴りを得意とする相手にはどう対処すべきか?

それは次回にお話しします。








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