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K-1でみる勝つためのセオリー

みなさん、こんにちは。

前回までは、「上段蹴りをヒットさせるためのセオリー」について話してきましたが、今回は、K-1を垣間見て、空手を勉強してみましょう。

K-1への極真の選手の参戦97年に実現しました。

K-1は、キックボクシングルールでグローブをつけてパンチとキックで戦う、という空手と似て非なるルールですが、空手のルールでは手による顔面攻撃は認められないのに対して、K-1ルールでは、手による顔面攻撃は認められます。

そこで、フランシスコフィリョ選手が、ワンマッチで元極真のアンディフグ選手と戦い、これを1ラウンドで顔面フック一発でKOして勝つという快挙を成し遂げました!

フィリョ 
フランシスコフィリョ 

 これまで、極真の選手がキックボクシングの試合には一切出場していませんでしたが、 

 【これまで参戦していなかったけれども、極真の実力はいかほど?】

という世間の多くの観客の関心を集めていた時であっただけに、こういうセンセーショナルな勝ち方は一挙に注目を浴びずにはいられませんでした。

やはり、極真は本物だ!

という世論が巻き起こった中で、さらにフランシスコフィリョ選手は、その後も戦い続け、バンダーマーヴ(南アフリカ)、サムグレコ(オーストラリア)と2戦連続してKO勝ちを収めたのでした。

そして、その次の98年7月18日にフランシスコ選手以外にも、極真からは、ニコラスペタス(デンマーク)とグラウベフェイトーザ(ブラジル)も参戦し、空手の選手7名、キックの選手7名の対抗戦で、

「空手VS キック」

の対抗戦がおこなわれました。

その対抗戦の順序は以下でした。

(先鋒戦)二コラスペタス VS ステファンレコ
(次鋒戦)ジャヴィットバイラビ VS カークウッドウォーカー
(三鋒戦)サムグレコ VS ジェロムレバンナ
(中堅戦)佐竹雅昭 VS マットスケルトン
(五鋒戦)グラウベフェイト―ザ VS マイクベルナルド
(副将戦)武蔵 VS アーネストホースト
(大将戦)フランシスコフィリョ VS ピーターアーツ

いま見ても非常に豪華で、興奮する顔ぶれですね!

●その一番最初の試合において、極真会館からは、二コラスペタス選手が参戦しました。

二コラス選手は、95年の全ヨーロッパ大会重量級で優勝しました。

対するステファンレコ(ドイツ)選手は、98年のK-1ヨーロッパ大会優勝者でした。

非常に好カードでした。

GRP_0024.jpg 
   二コラスペタス

ゴングがなりました!

二コラス選手は、右下段蹴り、左上段蹴り、左上段のジャブを単発で出して相手の様子をうかがいます。

最初は、あまり攻めていきません。

その後、ステファン選手が、間合いをちょっと攻めた後に右のバックハンドブローを出して、相手を動揺させました。

バックハンドブローとは、後ろ回し蹴りの要領で回転しながらパンチを放つ技です。

それを二コラス選手は、間一髪でかわしました。

チョコっと掠りましたが…。

そして、互い見合いながら相手の出かたを窺います。

そしてまた単発の応酬になります。

空手では手による顔面攻撃は禁止されていますが、ことK-1においては認められていて、二コラス選手もそれを使い、放ちますが、単発気味にステファン選手の顔面にかすりますが、たたみかけることはせず、そのまま後ろに下がってしまいます。

やはり慣れないルールのなか、間合いにうまく入っていけず、やはり下がりながら相手の攻撃を窺う場面が多く、常に前に出るのはステファン選手でした。

あまり攻防がないまま1ラウンドが終了しました。

GRP_0025.jpg 
   ステファンレコ

●1分間のインターバルの後、2ラウンド目が始まりました!

最初に二コラス選手が左上段を牽制気味に放ち、それをステファンがガードで受けてすかさず右ストレートを顔面に放ち、それがクリーンヒットして、二コラスはダウン!

これは空手家にとって落とし穴でした。

右を蹴る時は右腕を、左を蹴る時は左腕を下におろしますね?

そうすることによって遠心力がつき、蹴りの威力が増すからです。

しかし、K-1のように手による顔面攻撃が認められたルールの試合において、それは命取りになります。

ステファンは、空手対策をしてきた、とインタビューで応えていましたが、まさにこのことだったのですね!

ダウン後すぐに起きあがり、再開されました。

二コラスは飛び後ろ回し蹴りを放つも不発、そしてストレートからワンツーを放つもしっかりとステファンにガードされてしまいます。

そして左下段を放つも後ろに下がってしまいます。

空手と同様、相手が自分の技に効いていない時に、後ろに下がってしまうと相手の攻撃が入りやすい距離になってしまいます。

また相手の攻撃を窺いながら左ジャブを1発、2発、3発と放ち、また下がってしまいます。

不慣れなルールのため、対策がわからずにいると防衛本能のためにやはり下がってしまうのでしょう。

下がる場合、さっと急速に下がれば相手の攻撃をもらわなくてよくなりますが、緊張のためか下がるスピードは緩い…。

そしてステファン得意のバンクハンドブローが炸裂し、二コラスはかがむ姿勢になり、そこでステファンのボディブローが3発入ります。

そこで二コラスは上態が起き、ジャブを1発打って下がったところ、ステファンの右ストレートが炸裂し、二コラス2度目のダウン!

そのダメージの具合を見て、レフェリーが続行不可能と断じ、ステファンのTKO勝ちを宣誓しました!

二コラスが起きあがれたのはダウンから25秒後でした。

●この試合でわかることは、

「やはり、空手と同様に、相手に上段の技がある場合、自分にもそれに抗す威力を秘めた上段の技がないと、試合では負ける」

ということと、それに関連して

「上段の技をクリーンヒットさせる場合には、上手くいく方法を自分で探しておかなくてはいけない」

ということの2つですね。

この2つはたがいに関連しあっていますから、まとめて論じますが、強烈なステファン選手の上段突きに対し、自分に抗すだけの威力ある上段突きがある、と二コラス選手にもあったならば、彼が後ろに下がって攻撃をだす、なんていうことにはならなかったでしょう。

下がってしまっては、相手に絶好の間合いになってしまうのは先にも書いた通りです。

そして、二コラス選手は、上段突きを出していましたが、左ジャブやワンツーといったありきたりのパターンでしたから、ステファン選手はがっちりとガードされてしまいました。

こういったありきたりな攻撃パターンではなく、

「このコンビネーションであれば誰にも対して通用する!」

というパターンを見つけなくてはいけません。

●それは、スパーリングをたくさんこなしていかなくてはわかりません。

ステファン選手は、バックハンドブローやボディブローで相手を威嚇して相手がひるんだところで間合いを詰めていき得意の右ストレートで決める、という勝ちパターンをもっていますが、それが貴方にとって有効なコンビネーションかどうかは、わかりません。

力量、リーチ、組手のタイプ、感性、得意技、間合い…こうったものがステファン選手とは違うからです。

そんなに難しく考える必要はなく、自分が得意とする技をこなしながらいろんなコンビネーションを試してみるのです。

そして、技の威力の向上はずっと続けていくということは忘れてはいけません!

そうすることによって必殺のコンビネーションが生まれるのです!

K-1でもフルコンタクト空手でも同じですが、こういった正しいセオリーを持ちながらビデオなりDVDを見なくてはいけません。

ビデオやDVDを見ながら、

「これは良い!」

と思い、試合にでてきた選手のコンビネーションを真似するだけでは決して強くはなれません。

このK-1における試合を見ながらそんなことを考えてしまいました。

では、次のページにおいては、五鋒戦の、

「グラウベフェイト―ザ VS マイクベルナルド」

について書いていきたいと思います。

では今回はこれにて終了します。

ご精読ありがとうございました。

失礼します。

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