【ハードパンチャーのマイクベルナルドに勝つためのセオリー】


みなさん、こんばんは。

●前回は、あのグラウベフェイトーザが、K-1に初参戦した時に、相手のマイクベルナルドにパンチのラッシュを仕掛けられて、ほとんど対抗するすべもなくTKO負けを喫してしまったことを書きました。

あのグラウベが…その理由は、強烈なマイクのパンチに対抗する強烈なパンチがなかったから、という話でした。

では、どうすればいいか?

簡単です。

【マイクの強烈なパンチに対抗するだけの強烈なパンチがあればいい】

それだけのことです。

そのことを証明するために、K-1の2002年の10月5日におこなわれた開幕戦について描写していきます!

その開幕戦の1回戦のカードは、マイクベルナルドマークハントでした。

マイクベルナルドは193センチ110キロ

マークハントは178センチ125キロ

ともに巨漢、ともにハードパンチャーでした。

マークハントはその前年のK-1グランプリの優勝者でした。

●その対戦が始まると、わかるのは、マイクベルナルドが、前回書いた対グラウベ戦とは様相を異にしているということです。

GRP_0006.jpg 
マイクベルナルド

たがいに相手の様子を窺いながら、左右に動いているのが見えます。

緊張感が漂っているのがわかります。

まず、マークが右膝蹴りから膝蹴りにつなげます。

そこからマイクがクリンチにもちこみます。

わかれて、また警戒しながらパンチをマークが2~3発出します。

マイクはさっと後ろに下がってロープに後退するも反撃しません。

そして、マイクは右へ左へ足をつかい、また右へずれます。

かなり慎重になっているのがわかります。

こうしたなか、接近戦になり、2、3発の攻防でクリンチに持ちこみます。

再開後、マークがいきなりシュッと渾身のパンチをはなつと場内から怒声にも似た歓声が上がります。

その威力のほどが、観ている人にもわかるのでしょう。

そして、ゴングが鳴りました。

●そして第2ラウンド

マークがはなった左ストレートを躱し、横をマイクがとると、渾身の下段をはなちます。

接近戦になり、左アッパーから右ストレートにつなげると良い音がしました。

するとマークの魂に火がついたか、パンチのラッシュを仕掛けようと、グングン前に出ると、マイクがスピーディに後ろにさがります。

マークの左フックがでて、それを躱すと、またも怒声が湧きおこります。

マークがまた前に出ると、またパンチを警戒して、マイクがスピーディにさがります。

今回の戦法としては、マイクベルナルドは、相手がパンチを出したところで自分もパンチをだして突破口を見出そうとしていたのですが、マークが上手くそれを躱して決定打を打たせません。

一方、マークは左腕を前に出しながら、距離を詰め、良い距離ができたら一気に強烈なパンチを出す、という戦法でしたが、相手が相手だけに決定打が打てません。

接近戦のなかで、相手のパンチをかわしながら、右ストレートを出すも決定打にならず!

●そして、第3ラウンドになりました。

始まると、いきなりマークが右上段蹴りをだします。

その威力、重さのほどが観客に伝わったのでしょう。

またも大きな歓声が起きます。

相手の技を互いに警戒しながら、たがいにあまり攻防は少ないまま、時間がすぎます。

もつれ合いのなかで、ストレートやアッパーをマイクが放つも、マークは上手く反らして
距離をとり、決定打を打たせません。

そうしたなか、左上段までもマークははなちます。

ハードパンチだけでなく、こういった多様な技も持つオールラウンドプレイヤーであることがわかります。

●3ラウンドが終了して、判定はドロー。

そして、最後の延長戦になりました。

マークがボディに狙った渾身のパンチをはなちますが、マイクは、後ろに上手く下がって決定打を打たせません。

そこで、隙が出たのか、マークが、右ローキックをはなつとマイクがバランスを崩して転倒してしまいます。

これによって警戒心ができたのか、マークがワンツーから左フックをだし、それをマイクはかわしますが、反撃が出来ません。

その攻防のなかで、マークが左内股蹴りを出すと、マイクはちょっとバランスを崩してしまいます。

あとがないことがわかり、たがいにワンツーをはなちますが、クリーンヒットせず。

相手のパンチをかわしたところで、マークの態勢が崩れた時に、マイクが右ストレートを1発だけはなち、クリーンヒットするも、試合終了のゴングが鳴り、試合終了!

●判定は、3-0でマークハントの勝利でした。

やはり、最終ラウンドのマークハントの蹴りでマイクが転倒し、次に態勢が崩れたのが判定に響いたのでしょう。

実力が伯仲している時は、こういった微妙な差が判定に響くようです。

前回の対グラウベ戦とは様相が異なります。

【相手に強い上段の技がある場合には、自分にもそれに対抗できる強烈な上段の技がなくてはいけない】

それは、空手でもK-1でも同じです。

強烈なパンチ技があるのが、マイクベルナルドにはわかっていたので、対グラウベ戦のように、ほぼ一方的に仕留めることができず、相手の技を極度の警戒しながら、試合を進めねばならなかったようです。

ビッグミットトレーニングやシャドートレーニングにおいて、シャキッとしたいい動きをして手数も多いにもかかわらず、試合になるとそれが出来なくなるのはなぜか?

相手に強烈な技があるからです。

強烈な技があるから、むやみに技を出すとこちらが痛い目に遭うからです。

●いにしえの極真の猛者たちは、

【強さとスピード】

を中心に稽古してきました。

それが、試合に勝てる最大の方法だったのです。

今回の試合を垣間見て、実力が伯仲する間では、やはり自分が相手の間合いに入る隙がほとんどありませんでした。

その少なすぎる隙のなかで、自分の技を当てるためにはどうすればいいか?

簡単です!

スピードがあればいいのです。

その隙を見過ごさずに、マークは2度もローキックでマイクを崩しました。

それは、延長においてもスタミナがあったからだ!

という意見もありましょう。

その通りです。

でも、そのスタミナもスピードがなかったら、マイクを崩すこともなかったのです。

●K-1と空手、ルールはたがえど、共にキックとパンチを武器とした格闘技です。

その格闘技において、

【一番大事なのは相手が警戒する技が一番大切である】

ということはこの試合からもわかったと思います。

それを身に付けたときに初めて、自分にとって良い戦法というものがわかってくるのです。

相手が警戒する技をつけずに、技術書やDVDをみて上っ面のテクニックだけを学んでも何の意味もありません!

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今回はこれにて失礼いたします。

ここまでのご精読ありがとうございました。

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